弊社は笠間・益子を中心に全国の陶芸家、製陶所様にガス窯を供給してきました。
レンガや配管、圧力計の付け方に至るまでユーザの身になって「こだわり」を持って製作しております。これらを一つひとつ紹介してゆきます。
ガスバーナーはガス窯の心臓部とも言うべき大事な部分です。
炎の状態が安定し、長い使用に耐えるものでなければなりません。ガス窯では灯油窯などと違い、小さなバーナーが多く配列されることが多いので、それら一つひとつが安定して燃えることが要求されます。
特に、バーナーヘッド(火口)は重要であり、これが破損すると焼けむらの原因になります。交換が容易で長く使用できるように工夫してバーナーを組み上げています。
【磁器製バーナーヘッドは火皿にのせること】
弊社で採用しています「磁器製バーナーヘッド」はバーナーに組み込むとき、ねじ込みにはせず「火皿」にのせています。(0.3㎥は除く)
一般の磁器製バーナーヘッドは下部内側に雌ねじが切ってあり、レギュレーター部分をねじ込んで使用できるようになっています。しかし、この方法では、磁器と金属が接しているので、焼成時、膨張率の違いにより磁器製ヘッドが破損することがあります。これをさけるため、特別に「火皿」というパーツを作り組み込んでいます。

←火皿を使用したバーナー
鉄の膨張によるヘッド破損がありません。
←ねじ込んであるバーナーヘッド
鉄が膨張するとヘッドが割れる可能性あり。
←弊社の火皿を使用したもの

←ねじ込み式のもの
炎の状態が安定し、長い使用に耐えるものでなければなりません。ガス窯では灯油窯などと違い、小さなバーナーが多く配列されることが多いので、それら一つひとつが安定して燃えることが要求されます。
特に、バーナーヘッド(火口)は重要であり、これが破損すると焼けむらの原因になります。交換が容易で長く使用できるように工夫してバーナーを組み上げています。
【磁器製バーナーヘッドは火皿にのせること】
一般の磁器製バーナーヘッドは下部内側に雌ねじが切ってあり、レギュレーター部分をねじ込んで使用できるようになっています。しかし、この方法では、磁器と金属が接しているので、焼成時、膨張率の違いにより磁器製ヘッドが破損することがあります。これをさけるため、特別に「火皿」というパーツを作り組み込んでいます。
←火皿を使用したバーナー
鉄の膨張によるヘッド破損がありません。
鉄が膨張するとヘッドが割れる可能性あり。
←弊社の火皿を使用したもの
←ねじ込み式のもの
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