弊社は笠間・益子を中心に全国の陶芸家、製陶所様にガス窯を供給してきました。
レンガや配管、圧力計の付け方に至るまでユーザの身になって「こだわり」を持って製作しております。これらを一つひとつ紹介してゆきます。
【溶接配管】
溶接により製作された炉周り配管
継ぎ目のないSTPG(圧力配管用炭素鋼鋼管)を使用しています。
溶接により一体化しているので、焼成時の応力に対してこの上ない抵抗力があります。エルボやチーズなどの継ぎ手を使用していないので、パイプの内部はなめらかで抵抗がなく、ガスはスムーズに流れます。圧力損失を最小に抑えることができます。
←この部分は特にこだわって製作しています。
一時、溶接チーズを使用した時期がありましたが、焼成バランスに変化があったため、この配管方法に戻しました。
たいへん手間のかかる加工ですが、見た目の美しさと、安定した焼成が得られるのでこの方法をとっています。
ガスが漏れない溶接をするのは熟練の技術が必要です。
←バーナーに最も近い部分のガス管は1サイズ太いものにしてあります。
こうすることで各バーナーの圧力損失の差が少なくなります。
また、継ぎ手類がいっさいないのでガスの流れがスムーズです。
(0.8㎥の配管)
継ぎ目のないSTPG(圧力配管用炭素鋼鋼管)を使用しています。
溶接により一体化しているので、焼成時の応力に対してこの上ない抵抗力があります。エルボやチーズなどの継ぎ手を使用していないので、パイプの内部はなめらかで抵抗がなく、ガスはスムーズに流れます。圧力損失を最小に抑えることができます。
一時、溶接チーズを使用した時期がありましたが、焼成バランスに変化があったため、この配管方法に戻しました。
たいへん手間のかかる加工ですが、見た目の美しさと、安定した焼成が得られるのでこの方法をとっています。
ガスが漏れない溶接をするのは熟練の技術が必要です。
こうすることで各バーナーの圧力損失の差が少なくなります。
また、継ぎ手類がいっさいないのでガスの流れがスムーズです。
(0.8㎥の配管)
0.8㎥ガス窯(台車式・炭化焼成付き)
青く見える部分が炉周り配管です。
パイプベンディングマシンを使用して加工してあるので、カーブが緩やかで美しく仕上がっています。
“圧力損失”も継ぎ手を使用した場合よりも低くなります。
【仕様】
型式:DA-08SⅡ
炉壁:205mm
容積:0.8㎥
外形寸法:1870×2080×1910
炉内寸法:930×1020×950H
棚板寸法:450×400 4枚敷き
バーナー:11/4×8本
(※外形寸法には、バーナー、炉周り配管等は含みません。炉内寸法にはバーナースペースは含みません。)
0.1㎥ガス窯(定床式)
青く見える部分が炉周り配管です。
滑らかな曲線を描いて配管されています。管径は20Aで緩やかなカーブが美しく仕上がっています。
“圧力損失”も継ぎ手を使用した場合よりも低くなります。
窯の上部、左右に分岐される部分が、焼成のバランスを取るポイントになります。
写真の窯は、陶芸教室で使用されています。
【仕様】
型式:DE-01
炉壁:140mm
容積:0.1㎥
外形寸法:990×980×1100
炉内寸法:460×460×520H
棚板寸法:380×380 1枚敷き
バーナー:3/4×4本
(※外形寸法には、バーナー、炉周り配管等は含みません。炉内寸法にはバーナースペースは含みません。)
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